オオウバユリ
実は、先月から気になっていました。森のみち草の庭 それも誰もが通る場所に、"オオウバユリ"らしき植物が存在していることを。木々や草にとけ込み意外と気づきにくいのですが、こんなにつぼみがふくらんでいました。まるで親海(およみ)湿原(白馬村)かどこかのようですね。
なぜ今まで何年間も気づかなかったのだろう?と不思議に思って調べてみたら・・・
オオウバユリは、「春に種から芽を出し、一枚葉で1年を過ごし2年目、3年目と葉を増やし大きくなる。6~8年が過ぎた頃、150~200cmにも茎を伸ばし、つぼみを作り、一生に一度だけ開花し、一つの実に600個弱の種を作り、枯れて一生を終える。この時、地上部だけでなく百合根(鱗茎)も姿を消す。子孫を残すため、7年ほどもかけて鱗茎に蓄えた栄養を花茎・花・果実に使い一生を終える」と書かれていました。
なるほど、だから今までその存在に気がつかなかったのですね。長い時間をかけてここで育まれてきたのかと思うと、何だかとても愛おしくなります。
一生に一度の開花、何としても見届けなければ・・・。
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